腸活×夏バテ予防(1)

2020年3月31日

女子が夏バテ防止のためにやっていること

病気ではないのに体調を崩す「夏バテ」

暑い日々が続くと、疲れが抜けにくかったり、食欲がわかなくなったりと、病気ではないのに体調が崩れる「夏バテ」に。

全国健康保険協会によると、夏バテの原因は「体内の水分・ミネラル不足(脱水症状)」「暑さによる食欲の低下(栄養不足)」「暑さとエアコンによる冷えの繰り返し(自律神経の乱れ)」ということです。

そこで、20〜40代の女性に「夏バテ」にならないために気をつけていることについて伺いました。

ダイエットよりも三食きちんと食べることを優先

夏になるとついダイエットをしなければと思うのですが、夏バテになっては本末転倒なので、夏こそきちんと三食食べるようにしています。「栄養をとらなきゃ!」と思ってお肉を食べるとついビールも飲んでしまうのですが、アルコールには利尿作用があるということなので、その分お水やお茶などの水分をとって水分不足にならないように気をつけています。(28才)

夏でも羽織れるものを用意しておく

冷房と外の暑さとの寒暖差で体調を崩しがちです。夏でも部屋やオフィスにはさっと羽織れるものや膝がけを用意しておき、「寒いな」と思ったらすぐにかけられるようにしています。また、外に出るときは日焼けも気になるので日傘をさすようにしています。それだけで随分違う気がします。(37才)

こまめに水分をとる

夏場はとにかく水分をとるように意識しています。お茶も水もこまめにとっています。ただ、キンキンに冷えた冷たい飲み物を一気にとってしまうと胃腸に負担がかかってお通じがゆるくなってしまうので、なるべく常温に近い飲み物やそれほど冷えていない飲み物をとるように気をつけています。

また、お風呂に入ったあとや運動したあとはいつもより多めに水分をとるようにしています。あとは、睡眠時間をたっぷりとることですね。私の場合は睡眠不足になるとすぐに体調が悪くなるので、夏はあまり遊び歩いたりせずに睡眠をしっかりとるようにしています。(41才)

ゆっくり休むことを最優先に

私はゆっくり休むことを最優先にしています。帰宅したらお気に入りの入浴剤を入れてゆっくりお風呂に入ります。睡眠時は冷房を自分にとって心地よく眠れる温度に保って寝ます。以前は「電気代がもったいない」と思って就寝時は冷房を切って寝ていたのですが、暑すぎて体調を崩してしまって回復するまでが大変だったので、健康に関わるお金に関してはあまりケチケチしないように決めました。もちろん冷やしすぎはよくないと思うのですが、だからといって暑すぎるのも熱中症の危険を感じたので、自分にとって心地がいい温度を研究してなるべくその温度をキープするようにしています。

朝はなるべく早く起きてヨーグルトやバナナなど、お腹にやさしいものを食べて出かけるようにしています。できるだけ朝は抜かないようにきっちり食べることを意識しています。仕事も忙しくしすぎないでとにかく自分が余裕を持って暮らせることを意識したら、夏バテを始めひどく体調を崩すことがなくなりました。(30才)

スポーツドリンクの飲み過ぎには注意

水分をこまめにとること、栄養をしっかりとること、体温調節を意識することなどが挙がりました。ただ、全国健康保険協会によると「糖質の多い清涼飲料水の飲み過ぎは糖質の分解にビタミンB1を多量に消費するため、疲労感を招きやすい」そうなので、スポーツドリンクの飲み過ぎには注意しましょう。

調査概要:2020年3月、東京都内で働く20〜40代の女性にインタビュー。

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