インフルエンザと腸内環境
2020年3月31日
季節の変わり目や乾燥している季節に気をつけたいのが風邪。
厚生労働省によると、風邪は「様々なウイルスによって起こり、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心」とあります。
睡眠不足や疲労がたまり体調を崩してそのまま風邪をひいてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか? そこで、30、40代の女性に、普段の日常生活で風邪を予防するためにやっていることについて聞いてみました。
私の場合、「あ、もしかして風邪をひいた?」とわかる瞬間が時々あるのでそういうときはすぐに家に帰って暖かくして栄養のあるものをとるようにしています。いつもより早めに寝るようにすれば、だいたい次の日にはよくなっていることが多いです。「風邪をひいたかな?」というのは、自分のカンなので、当たっているかどうかがわからないのですが、「危ないな」と思ったら、無理はしないようにしているので最近は大きな風邪をひいたことはありません。(30才)
まずは基本的な手洗いとうがいですかね。一年中、外から帰ったら手洗いとうがいをするようにしています。また、外に出るときは冬は風邪をひいていなくてもマスクをしてマフラーをまいて防寒対策をしっかりしています。
飲み会も二次会には行きません。二次会まで行くと次の日に響くし、疲労感もすごく、睡眠時間も確実に削られるので、どんなに楽しい飲み会でも一次会ですっぱり帰るようにしています。風邪とは関係ないのですが、お陰でプライベートの時間もゆっくり取れるようになり、全体的に生活に余裕が出た気がします。(37才)
私は人前で話す仕事をしているので、風邪をひくときはいつも喉が悪くなります。なので、特に冬場はマスクを常につけてのど飴をなめるようにしています。昔は話すときは声を張り上げていたのですが、毎日続けていたら必ず1回はひどい風邪をひくようになったので、最近は声のトーンを押さえて話すようにしています。乾燥も大敵なので、部屋には加湿器を置いてとにかく乾燥をしないように心がけています。(40才)
20〜40代の女性に「風邪予防」で心がけていることを聞きましたが、基本の手洗いとうがいのほかにも、それぞれ日常生活で意識している様々なエピソードが飛び出しました。
風邪をひかないことも大切ですが、人にうつさないことも大事なこと。
厚生労働省は、インフルエンザをはじめとして、咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症を拡大させないために、咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる「咳エチケット」を推奨しています。その内容は「マスクを着用する」「ティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆う」「上着の内側や袖(そで)で覆う」ですが、「特に電車や職場、学校など人が集まるところで実践することが重要」としています。
風邪をひいていなくても咳をすることはありますが、ぜひ日常生活でも「咳エチケット」を意識してみてください。
調査概要:2020年3月、東京都内で働く30、40代の女性にインタビュー。