「最近、チョロチョロ動き回る孫についていけなくて。急に走り出すと足はもつれるし、息は切れるし、心臓はドキドキ…。可愛い孫とも思い切り遊べないなんて、情けないったらありませんね」
(68歳 女性 無職)
□ 運動をするとすぐグッタリ
□ ちょっとした段差でつまづく
□ 何をするにも億劫に感じる
□ あと少しの踏ん張りがきかない
以前ならラクラクできた仕事や家事、運動などが、思うように出来なくなってしまったり、力が入らず思いがけず失敗したり…。年齢とともに、「昔のように踏ん張れなくなってきた」と実感される方も多いのではないでしょうか。そのせいで、楽しみだった休日のテニスやゴルフが億劫になってきたり、あんなに待ち遠しかったお孫さんとの時間まで「早く過ぎて欲しい…」と願ってしまい、寂しく感じる方も少なくないようです。
マグロやカツオは、果てしない大海原をとても速いスピードで泳ぐ回遊魚です。そのスピードは時速60kmに達し、しかも、泳ぎを止めると溺れてしまうため、一生泳ぎ続けなければいけないといわれています。そんなマグロやカツオの驚異的なスピードと持久力を支えているのが、筋肉成分「アンセリン」です。実は、私たちの運動や活動的な生活にもパワーを発揮することが、さまざまな研究で明らかになっている話題の成分なのです!
「アンセリン」は2つのアミノ酸が結合したイミダゾールペプチドの一種。イミダゾールペプチドは、高速遊泳魚のほか、渡り鳥などの筋肉にも多く含まれており、その持久力やスピードをサポートするパワーが、とくにスポーツ界で注目を集めています。水泳や登山など、本格的なスポーツにチャレンジする方から、ウォーキングなど日常的に運動を楽しまれている方にもお役立ていただけます。
話題のイミダゾールペプチドには、高速遊泳漁など魚由来の「アンセリン」と鶏肉など動物由来の「カルノシン」などがあります。研究では、「アンセリン」は「カルノシン」より3倍以上も壊れにくいことが確認されており、「アンセリン」は、「カルノシン」よりも体内に長くとどまるイミダゾールペプチドであると考えられているのです。
▼次回は、「アンセリン」の上手な摂り方をご紹介します。お楽しみに!